今年は、ガリレオによる望遠鏡での初の天体観測から400年目にあたる「国際天文年2009」ですが、ダーウィン生誕200年、そして「種の起源」発表から150年の節目となるダーウィン・イヤーでもあります。
それを記念して24日、ロンドンのクリスティーズで、初版本のオークションが行われ、10万3,250ポンド(約1,515万円)!で落札されたそうです。気になる落札者は匿名希望だとか。
ところで初版の発行部数は1,250部。
たった1,250冊ですが、後の生命観をガラっと変えてしまい、現代の「生物多様性」の視点にまでつづくわけですからスゴい話です。
(もっとも、世界にはいまだ「危険な書物」として進化論を教えないような土地もありますが…)
競売された初版本が見つかったのは、イギリス南部民家の客用トイレの本棚!でそうで、うーん、まさに掘り出し物。あるとこにはあるもんですね!?
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ダーウィン・イヤーを締めくくるジャンボなニュース
2009 年 11 月 25 日Farewell, Buell….
2009 年 10 月 28 日
仕事とはまったく関係のないハナシですが、哀しい報せが…。
2009年10月15日の発表で、Buellが生産・開発を止めることが明らかになりました。
がっびーん!!
ショックです。えらいショックです。
出たばかりの2010年モデルが最終ラインナップです。ぐっすん。
今後10年は補修部品を供給しサポートを維持するとのことですが、ニューモデルが出ないというのがなにより淋しい…。
ビューエルの歴史は26年で幕ということになります。
ビューエルモーターサイクルカンパニーは、1998年からハーレーダビッドソン社の100%子会社になりましたが、
「なんとかならんかったのか!?
ハーレーダビッドソン!」
と、100dbオーバーで絶叫せずにはいられません。
創業者エリック・ビューエルからのメッセージ、
エリックの沈痛な面持ちに、こちとらも胸が痛いよ…。
あんなにキテレツで最高にイカしたバイクはそうはない。
ハーレー社の「選択と集中」がこの決断なのだろうけど、アメリカが誇るフロンティア・スピリットはどこに行ってしまったんだい?
いつからスーツをびしっと着こなした計算高いセールスマンになってしまったんだい?
時代が時代ではあるけれど、世知辛いにもほどがある。
またいつか、エリック親父のつくるバイクが見てみたい。
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子宮頸がんの予防ワクチン、年内にも
2009 年 10 月 18 日
ついにというか、やっと言うべきでしょうか。
先週16日に、子宮頸がん予防ワクチンの製造販売が正式に承認されました。これにより年内にも販売がスタートされると見込まれます。
国内第1号として認められたのは、グラクソ・スミスクラインの「サーバリックス」です。
年間3500人前後の女性が国内で命を落としていると言われる「子宮頸がん」。
そのほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)の長期感染が原因とされています。
一口にHPVといってもその種類は多く、現在では100種以上のタイプが見つかっており、多くは無害です。しかし一部のHPVは、好んで粘膜に感染し、発がんリスクを高めます。
とりわけ、子宮頸がんと深い関わりがあると指摘されているのが、HPV16、18型などです。
「サーバリックス」は子宮頸がんの病変から合算で7割程度という高頻度で検出されるHPV16、18型に効果があるとされます。
HPVは性交渉を介して感染を広げるため、低年齢でのワクチン接種が進めば、劇的に感染者を減らすことも可能です。
海外ではすでに数種類のワクチンが利用されており、ワクチンにもよりますが小学生〜10代を中心に学校や医療機関で接種されているようです。
ただし接種費用は、今回承認されたものの、公費負担するか否かについてはまだ決定されておらず、全額自己負担であれば3〜4万円はかかると言われています。
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