見直し規定があったにもかかわらず、実質上の棚晒しにされていた臓器移植法の改正について、A案が衆議院できのう可決しました。とはいえ、参議院での審議を残していますので、先行きはまだまだ不透明ですが…。
A案のポイントを要約すれば、
1. 提供可能年齢
15歳以上 → 制限なし(0歳から)
2. 意思確認
本人の書面による意思表示+家族同意
↓
本人の生前拒否がなければ、家族同意でも可
3. 「人の死」の定義
臓器提供に限り、脳死は「人の死」
↓
(基本的に)脳死は「人の死」
といったところでしょうか。
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以前、移植医療について、大阪大学の移植医療部のドクターにお話を伺ったことがあります。
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